SPXLは、S&P500 の3倍レバレッジ、
TECLは、マイクロソフト、アップルを筆頭とした技術系の3倍レバレッジです。
SPXL、TECLは、2008年12月に約3ドル/1株 で始まりました。
リーマンショックで最も世界の株が暴落した後からです。
(タイミングは最良の条件と言えます。)
今年で12年目を迎えます。
SPXLはそれ以降、約13.6倍に、TECLは60.7倍になっています。
これが本当のテンバガー(10株)そのものです。

実際に、テンバガーを見つけるのは、難しいと思います。
過去を見れば、テンバガーはゴロゴロありますが、
やはり将来の事は、誰も正確な予測なんて出来ないからです。
アマゾンだって昔の話であって、既に2000ドル超えているのに、
今後もっと上げるのは、難しいと思います。
銘柄を単独で買うのもいいですが、
10年ホールドするとなると、リスクも大きくなります。
その点、ETFなら適度な組み換えが行われますので、
手数料は0.95%と高いですが、多少安心です。
技術系銘柄となると、アメリカが中国と対闘しているように、
国家の威信をかけて、今後さらにGDP比率も高めていくジャンルであるので、
「技術の勝利=戦勝国家」の公式は不変でしょう。
では、どちらを買うべきか考えましょう。
以下がここ3カ月間の比較です。
コロナ禍で大暴落を加味しても、SPXLが-21.62%ですが、
TECLは-9.32%です。TECLの方が10%有利です。

以下は、ここ1年間です。SPXLは、暴落で利益が吹っ飛んでほぼ-4.68%ですが、
TECLは56.99%の十分な利益を確保しています。

以下は、5年間です。結構、圧倒的な差が付いています。
SPXLが76.76%に対して、TECLが421.57%で
TECLは4倍にもなっています。正直、ここまで差が大きいとは思っていませんでした。
見方によっては、今回の大暴落で、
TECLなら底値が、SPXLのピーク時と同じまで落ち込んだと言えます。
また、SPXLに至っては、底値の時は5年間の利益がすべて吹っ飛んだと言えます。

ここまで見て来たように、
大暴落時に、いちいち解約していては、利益なんて出ない・・・と言えます。
これらの株は3倍レバレッジ商品ですから、
下り方も早いので、注意が必用です。
私の最初の狙いは、今の株価が暴落する前の株価に戻すまでが
第1段階のポイントと言えます。
第2段階のポイントは、このような大暴落は、10年ごとに起きていると
考えられますから、逆を返せば、約10年間は安泰でいられると考えています。
実際に、これらの比較を綿密に行うとどちらが優位か一目瞭然ですが、
あくまで予測ですので、自己責任でお願い致します。

この銘柄は、3倍レバレッジですから、短期勝負と考えがちですが、
以外にも、長期でキープするのも有りだと考えています。
なぜならば、以下の日経平均とニューヨークダウの比較です。
ここ約30年間の比較ですが、
ニューヨークダウは914.72%です。日経平均は-5.87%です。
アメリカ株はどんな銘柄でもそれなりに上がります。
米株で、しかも技術系となると最も上昇圧力の高い生え抜きの銘柄群であります。
一方、日経平均なんて30年経っても、笑ってしまいます。
よって、私は日本株で儲けるなんて、相当なセンスがないと稼げないと考えます。

しかし、こんな中でGDPを世界第3位、
軍事力は世界でも10位以内に入るほど、よく頑張っていると思います。
今回のコロナ禍もダントツに感染を抑えました。
私は日本人で生まれたことに誇りを持っています。
しかし、このような理由から日本株を買おうと全く思いません。
実際に、日本株でボロ負けしましたが、米株は今のところトントンです。
これからTECLでボロ儲けする予定です。10年後はどうなっているか楽しみです。
乞うご期待!