私は、腰椎が1/3程ズレています。
しかし、手術することもせずに居ます。
寝たきり1か月、入院2ケ月、社会復帰まで3ケ月を要したくらい重症でしたが、今では、こうやって人一倍元気にやっています。
世の中には、同じような辛い経験をした人は大勢いると思います。
少しでも、参考になると嬉しいです。方法は、他でもありません。
決して、自然治癒したわけでもありません。
ひたすら努力して毎日リハビリを行っていました。ここにその方法を明記します。
①毎日、とにかく60分以上歩く事。
②毎日、腹筋すること。
③毎週、ロードバイクに乗って50km以上走る。
とにかく、歩くことは、非常に大切です。出来れば毎日1時間以上が望ましいです。
そうすることで、体幹を鍛え、腹筋・背筋・臀部筋を鍛えることができます。
ひたすら寝ててもこの病気は一生涯治りません。
むしろ、寝るだけなら悪化します。
体幹を鍛えることが重要で、体幹を支える筋肉や背骨を刺激するのです。
そうすることで、血流を促して毛細血管を増やし、骨も筋肉も強くなります。

これしか方法はありません。
但し、すべり症の腹筋方法として、やってはいけないトレーニング方法があります。
(×)背筋が反るような足上げ腹筋は、背骨が反って、すべり症が進行するので逆効果です。

(〇)有効なのは、仰向けに寝そべった状態で、膝を曲げての腹筋が良いです。

私の場合、重度のすべり症だったので、1か月間は本当に寝たきりでした。
車いすにも乗れなかったので、寝たまま食事をしてました。
人間1ケ月も寝ているとどうなると思いますか!?
■体を支えていた全ての筋肉がやせ細る。
■おしっこが出なくなる。
■体幹がクラゲのようにフニャフニャになる。
■ベッドに座ることもできなくなる。
■立つことすらできない。
普段何気なく、普通に歩いたり、走ったり、ご飯を食べたり、会社に行ったりと
当たり前に出来ていたことが、一切出来なくなります。
力を入れても、筋肉が細ってしまっているので、身体が動きません。
人間の骨格をよく見て貰えばわかるように、上半身と下半身の間は細い背骨一本しかありません。

これらは全て筋肉が支えています。筋肉が無ければ、立つことすら出来ないのです。
リハビリがこんなにも厳しいものだとは、予想もしていませんでした。
しかし、このすべり症は治ることはありません。
直すなら大規模な手術が必要です。、
これ以上に背骨が滑らないように添え木(添え骨)をする必要があります。
その添え骨も左右の骨盤2か所から採取する必要があります。


このような大手術をすると、もう半年も入院をしなければなりません。
そんなのは、絶対に嫌なので、頑張って筋トレを一生行う覚悟です。
すべり症の方は、共に頑張りましょう。
また、お酒の飲み過ぎは、良くないです。
足の痺れなどが、酷くなります。
やはり、最も良いのが、歩く事です。
これ以外には、無いような気がします。