ある日、いつものように夜遅くまで仕事をしていると、突然立って居られなり、
そのまま、会社のベッドルームに自ら寝転んでしまいました。
自分の病気は自分が一番よくわかっているとは、良く言ったもので、
これは、ただ事では無いことが直ぐにわかりました。
腰に今までに感じたことが無い激痛が走り、
そのまま、携帯で会社の人を呼んで、病院まで担いでもらいました。
そこから1か月間、ベッドの上に座ることもできなくなるとは、予想もしませんでした。
退院は2か月後、出社は3か月後になろうとは、、、地獄をみました。
救急病院で早速、レントゲンを撮った結果、何と腰骨が1/3ズレているではないですか!?

医者曰く、「よくこのような酷い状態でこれまで普通の生活をしていた人をみたことは無い」とびっくりしていました。
そのお医者様は偶然にも毎日手術をされているような脊椎専門医でした。
背骨が1/3ズレていると、私以外の患者はどのような状態かと医者に聞きましたが、首を横に振りました。

おそらくは、寝たきりなんでしょう。
やはり尋常じゃなくズレていることを悟りました。
しかも、アトピーが持病だったので、常時ステロイドを常用していたため、
ズレている腰椎周辺の化膿も発症していました。これは
ステロイドを常用していると、肌が薄くなって傷つきやすくなり、
滞在菌である黄色ブドウ球菌で腰椎が化膿するという恐ろしいものです。

レントゲンを撮ると腰椎あたりの骨密度が低くなって、映らなくなり骨が溶けて無くなったかと思うほどです。
必死に抗生物質を投与して抑えましたが、1ケ月間はベッドに座ることもできませんでした。
今では、すっかりと良くなっていますが、足に痺れは残っており、だんだん厳しくなってきていますが、
以前より人一倍運動をして、よく歩き、よくロードバイクで走って筋力を付けています。

頑張ればなんとかなるモノです。
人間の体というものは、現在の医学では完全には解明できていませんが、
良くできたモノと思います。
やはり、気力が重要なのではないでしょうか!!
ひたすら寝ていれば良くなるものではありません。
背骨が1/3ズレていてもなんとかなるので、医者だけに頼らずに
自分の病気は自分の力で治す努力をすることが必要と思います。
医者の勧める薬を毎日山のように飲むのもいかがなモノでしょうか。
薬は一時的には補助としては必要ですが、あくまで、補助であって、それに頼り過ぎては良くありません。
自分の病気を治すのは、自分の生命力しかないと思います。
今では、これもあって人一倍スポーツで体を鍛えています。