注目キーワード
人は生きている限り、趣味と健康と金が満たせられると幸せになれる。

【ロードバイク】MAVICホイールのスプロケットとハブのオーバーホール方法

マビックのキシリウム エリートを履いています。ついに6年も毎週末に50~60km走ったので、オーバーホールの時期がやって来たかと思い、腹をくくりました。

スプロケット周辺から、ペタリングを逆回しにした際に異音がするので、ワイズロードの店員さんに聞いて見ました。すると、ホイールハブのオーバーホールが必要と言われ、費用も約3万円かかると言われました。

正直、3万円ともなると、安いホイールが買えるので、これは自分で実施するしかないと、一念発起しました。そして、以下を揃えました。

センチメートル単位のトルクレンチです。2~24Nがよいです。また、40Nまでのトルクレンチもあった方が良いですが、自分は持っていなかったので、なんとかやり過ごしましたが、全部揃えようとすると大変ですが、これからカーボンロードを乗る人にとっては重要と思います。

【ロックリング・高視認性目盛り】Samuriding トルクレンチ 自転車 6.35mm (1/4インチ) 2-24N・m ロードバイク

以下がホイールからスプロケットを外す工具です。チェーンが付いている方でスプロケットを固定し、片方を逆回転することでホイールから外す工具です。

BIKE HAND(バイクハンド) YC-501A/YC-126-2A SET シマノ(ロックリング)スプロケット 取り付け/取り外しセット
スプロケットを外す工具

以下は、ハブのフリーホイールの所のラチェット部分に塗る油です。サラサラしていますが、ねっとりした粘性がある油です。MAVICなら純正ルブがありますが、3千円もするので、以下で良いのではないかと思います。

AZ(エーゼット) BIf-001 自転車用 フリーボディルブ 50ml/自転車用潤滑剤/フリーボディオイル/フリーボディーオイル CH701
フリーホイール 潤滑油

以下は、タオルのように吸い取り性抜群のペーパーです。とても使い勝手がよいですが、60枚で約600円もしますので、1枚あたり10円にもなるので、もっとたくさん入ったペーパーの方が良いと思います。しかし、とても油を吸うので、使いやすいです

SCOTT(スコット) プロショップタオル ライトデューティ 60枚 (手軽に持ち運びができるロールタイプ) 65720
作業ペーパータオル

以下は、ワコーズのチェーン用洗浄剤とスプロケット用の泡立つクリーナーです。これが良いのは、室内で多少使用しても、そんなに匂いが気になったり、換気も少し窓を開けるくらいで、済むところです。

よく、アセトンなどの揮発性の溶剤系だと、ご近所にも気を付ける必要があったり、部屋の換気をしないと中毒になる恐れがあり、健康を害する危険性があります。とてもマンション等では、使用できません。

また、一緒に付属しているブラシでチェーンやスプロケットをゴシゴシする必要があるので、少々高いですが、これが無いと始まりません。必須アイテムです。

ワコーズ(Wako's)WAKO'S(ワコーズ) フォーミングマルチクリーナー + チェーンクリーナー セット
チェーンやスプロケットのクリーナー

以下は、ステンレスのトレイです。100円ショップで、200円モノを2つ買いました。これにスプロケットを置いてブラシでゴシゴシやるので、絶対に必要です。

SK11 ステンレスパーツトレイ 外寸187×142×30mm 約0.6L SPT-N18
ステンレスの広めのトレイ2個

早速はじめました。自転車は、逆さまにしてホイールを車体から取り外し、ホイールの芯のネジを外します。この写真でスプロケットを見ると本当の汚いですね。半年前にクリーナーで磨いたのですが、異音が発生するまでになってしまいました。

以下のフリーホイールのケースは、マビックの場合は、中央の軸の中に砂利や泥や水が入らないように、厳重にキャップしてあります。このキャップを外す工具が購入時に付いてくるツールを使用します。

レンチでしっかり締め付けるようには、あえてなっていないので、非常に使いにくいながらも、これがないと外れません。がんばって外します。右側のキャップを外します。

今度は、フリーホイールの黒い大きな筒の中に、ラチェットのアルミのドラムが入っているので、レンチとスパナで開けます。ここは、約10Nで固定してあるので、そこそこ力を入れて開けます。

こじ開けると、結構っキレイなラチェットが姿を現します。内部はゴムのガスケットで砂や水の侵入を防いでいます。まわりの溝部分は、綿棒で綺麗に掃除します。

今から見ると、結構汚れていますね。左右のラチェットを外した後に、ペーパーで汚れを拭きとってやります。尚、ここは緑色にシールされたベアリングが入っていますので、クリーナーは使ってはいけない所です。気を付けましょう。

以下は、取り外した黒いケースです。これも緑のベアリングが見えますので、クリーナーを使用せずにペーパータオルで綺麗に汚れを拭き取りましょう。中のギザギザがラチェットがはまるギアです。あのペダルを逆回転させるとカチカチするところです。ここもきれいに掃除しましょう。

以下が小さなスプリンングの付いたラチェットです。簡単に取れます。バネを無くさないように汚れを拭きとって掃除しましょう。これが、あのギザギザのギアに嵌って回転力を伝えます。こんなに2つの小さな部品だけで、足の回転力を伝えるなんて、本当に大丈夫かと思ってしまいます。おそらく、2個だけだと心許ないので、4個にしたものがあって、逆回転時の音が大きいのだと、勝手に予想してしまいました。

綺麗にしたら、元に戻して、黒いキャップを締めます。黒いケースを取るときも付ける時も、手で脱着ができます。カポット外してカポット取り付けます。尚、取り付ける際は、ラチェットが落っこちないように、左回転させながらはめ込みます。この時にフリーホイール用の専用油を3滴落とします。

これ以上に油を付けると、実際に走るときにホイールが回らなくなります。私は、油を塗り過ぎてオーバーホールし直しました。なので、絶対に3滴だけに島っしょう。

以下は、ワッシャーです。このワッシャーが無いと、あとで10Nで締め込んだ時に、ベアリングを壊す事になりますので、絶対に無くさないようにしましょう。

そして10Nで締め込みます。トルクレンチを使いましょう。尚、あるみは10Nですが、鉄は15Nとメーカー推奨値となりますので、ご注意ください。色々なサイトを見ても、これほど丁寧には写真をアップしていないので、ご注意ください。同じマビックでも構造が異なりますので、参考にならない場合があります。

以下は、スプロケットの洗浄です。トレーの上で、クリーナーをかけて液体を浸透させ、汚れが浮いたらブラシでひたすらゴシゴシやります。尚、ゴム手袋をしましょう。100円ショップで売ってモノで十分です。

スプロケットの嵌め方は、はめ込みの凹凸の一番広い所を目安にして、文字の刻印が見える方を手前にします。また、ギアとギアの間はスペーサが入っているので、横から見ると分かりやすいです。

以下は、今度はチェーン付きの工具は使わず、芯を締める工具だけで、40Nで固定します。ここは、トルクレンチはあった方が良いと思います。力任せに締めすぎると、後でホイールが回らなくなりますので、注意が必用です。

私は、何度も締め直しました。カクカクと締まっていきます。40Nと刻印してあるますので、確認してください。

実際にオーバーホールしてわかったことがあります。マビックのホイールは、非常に良くできており、ラチェットのあるフリーホイール部分内は、完全にゴムシールしてあるので、外部からの砂利やほこりは皆無と言っていいでしょう。

通常、ローバイクの保管を室内保管や、屋根のある駐車場の場合は、少なくとも10年はオーバーホールなんてする必要は無いと思います。今回もスプロケットの掃除だけで異音発生は解決できた話であると思います。

よっぽど、保管状態が悪かったり、相当な距離を走ったり、オフロードであったり、雨の日も走るなど酷使しない限り、オーバーホールは不要と思います。やはり、ツールドフランスのMAVICは完成されたホイールであると断言できます。

また、けっこう作業も大変で、丸一日かかりました。トルクレンチを大小2つ必要だったり、準備するものは多々あります。失敗する可能性もありますので、プロにお願いするのも、オーバーホールに関しては、有りと思いました。しかし、これからフレームからビルドする方にとっては、超えるべき難所と言うべきでしょう。

トルクレンチまで完璧に揃えるなら、工具だけでも3万近くすると思います。

最新情報をチェックしよう!