GP4000は2年も毎週末に乗ったのに、一度もパンクせず、
大変、気に入った点でした。具体的に、耐パンク性能を語るのは、
運とかもあるので、難しいですが、私の見解は、以下となります。
GP4000は、走っていると、パンクの原因である小石などを
気持ちいいくらい、「ガツッ」と、勢いよく遠くに、跳ね飛ばしていました。
そして、飛んだ小石が、車道を走る車のピカピカボディーに「カンッ!」と
ぶつかって、けっこう大きな金属音を
立てていたので、車の運転手には、聞こえるのではないかと
ハラハラしたもんでした。(笑)
バレないように、私は正面を向いて、何食わぬ顔で走っていましたが、
運転手も意外と気が付いていないようで、「ホッ!」と胸を撫でおろしていました。
おそらく、原理的には、小石を弾き飛ばすことで、
タイヤが自ら傷つくのを防止し、パンクを防御しているのだと、
常々、感心していました。

GP5000になってから、その「カーンッ」と言う音の回数が
少なくなったのではないかと、思う次第でございます。
要するに、耐パンク性能が下がったと、、、
実際には、まだ3ケ月なので、何ともデータが足りませんが、
今後、検証して行きたいと思います。
今回のパンクは、何か鋭利なモノに刺さったようで、
防ぎきれず、運が悪かったのかも知れません。
パンク残物は、おそらく吹き飛ばされて、無くなっていました。
約7㎜の切り傷です。タイヤは、シューと言う音がしてから、
約10秒後にペチャンコになっていました。

チューブは、交換しましたが、
約7㎜の裂傷なら、内部の耐パンク繊維は壊れていないと思うし、
GP5000タイヤだって、まだ3ケ月だし、
交換するのは、2本で一万円もするので、だいぶモッタイナイです。
何か方法は、無いものかと、考えました。
ネットで色々検討すると、以下の2種類の接着材が良いとありました。
①ボンド ウルトラ多用途 ほぼどんな組合わせでも、接着できるようです。屋内/屋外OK 凸凹OKで、溶剤は入っておらず、水や衝撃に強い、24時間で完全に硬化します。硬化後は弾力性のあるゴム状です。
※温度は明記していない。※ポリプロピレン、ポリエチレンも接着可能。

②スーパーセメダインX2 最近の流行か、ほぼボンドと同じ内容です。
※温度は、-40~120℃ と明記してあります。※ポリプロピレン、ポリエチレンは不可。

両者とも、子供の時から、工作で使っている馴染みのある接着ブランドです。
ボンドは、木の接着に、セメダインは、プラモデルの接着に
良く使っていました。とても懐かしいです。
今回は、割と新製品で、似たような性能ですが、
温度や素材に若干の違いがあります。
どちらが今回のパンクに有効か、検証したいと思います。
丁度、①のボンドが手元にあったので、早速塗って見ました。

かなり、へたくそですが、走っているうちに、良い感じに削れるでしょうから、
1回50㎞を走った後の写真が以下となります。
うまく埋まっているように見えますが、、、

炎天下の日に、2回目を走ると接着剤は、綺麗に剥がれて、
パックリと口を開けてしまってます。
若干大きくなっているようにも見えます。

こうなってしまうと、空気が少しずつ抜けてしまい、
しかも、自転車屋さんで空気を入れながら、自宅まで
熱中症に成りながら、道にも迷って帰るという、
悲惨な思いをしました。結論は、穴傷ならまだしも
1㎝近い切り傷の場合は、すぐにタイヤを交換しましょう。
そうしないと、同じことを繰り返すことになります。