ついに、我が愛車:2016年式ラレーCRFにBROOKSのサドルを付けました。
ラレー自体は色選択に失敗して、そんなに気に入ってもなかったのですが、
BROOKSのサドルを付ける事で、思いのほか、見栄えも良くなりました。

もう丸5年乗りましたから、そろそろ何かを変化を起こさないと、
刺激がありません。最初は、そんなに乗るとは思っていませんでしたが、
いつしか各パーツを交換した部品は数知れず、ついにネタが無くなり、
150年以上の歴史を持つ、老舗のBROOKSの革サドルに至りました。

また、スプリングの効果と大きめの穴あき効果を同時に体感したくて、
これを選択しました。
最初、このスプリングはカッコだけでは無いだろうかと疑ってみました。
因みに、昔の自転車は、必ずと言って良いほど、
スプリングは付いていた記憶があります。
今どきの自転車には、殆ど付いていません。ましてやロードバイクなんて、
タダでさえ、タイヤが細くてクッション性が悪いのに、
空気圧をより高くして、硬いサドルに乗って、、、
なんて私には、考えられません。
実際に乗って見ると、ママチャリの様なボヨンボヨンしたところはなく、
顕著にバネの効果を感じる事は無かったです。
しかし、坂を下った先のマンホールの段差等は、確実に振動を吸収し、
効果がありました。
だいぶスピードを出しての強烈な段差なら、効果ありとは
正直、どうなんだろうと思いましたが、
このような振動の蓄積が疲労を助長させるのだと思います。

どれほど、バネは仕事しているのか、走っている最中に
バネの隙間に指を入れてみました。思いのほか、指が挟まれて
痛かったですが、結構上下に揺れており、そこそこ仕事しているようでした。
重さは、通常のサドルよりも500g重いですが、実質的には、
そんなに重さは感じませんでした。

それよりも、足を踏み込んだ時に、バネが下方に一緒に沈みこむので、
足の回転に合わせて、左右にしなっているようです。
このせいなのか、ペダルの踏み込みが軽くなったように感じました。
また、ここぞとばかりに、スピードを出したい時は、
バネで飛ぶように、けっこうリズミカルにバネの力を利用して、
左右に踏み込めるので、
一瞬、自分が速くなったように感じました。

これもバネの影響では無いかと、これから楽しみです。
自分のタイヤは、コンチネンタル、グランプリGP-5000を履いていますが、
空気圧を7→8kgfにした時、とんでもなく転がり抵抗が
軽減されて、スムーズに走るようになったので、
それからズーと8kgfのままですが、そのせいか、
とんでもなく、路面の凹凸をモロに体で受け止めており、
走るたび、脳天の芯まで響いて、頭がクラクラになります。よって、
このスプリングは、路面振動防止に良いはずです。
心無しか、疲労がいつもより、5/8 まで軽減されたような気がしました。
また、革の効果は、これからだと思いますが、最初からそんなに固くはなく、
サドル中央の縦長の切り欠きがあるせいが、
通気性が確保され、革の特性上、熱がコモることが無いため、終始快適でした。
今後、さらに自分のお尻が馴染むと考えると、楽しみで仕方ありません。

やはり、今後も究極に快適なコンフォート・ロードバイクを目指します。
次は、ハンドルの振動で少し手が腱鞘炎気味なので、
特殊素材のハンドルで振動を和らげて、
手の痺れを軽減させようとも考えています。
ハンドルもカーボンか何かに換えると、快適になる、、、
と、どこかに書いてあったと思うので、チャレンジしたいと思います。
究極の超快適ロードバイクは、これから10年ライドをめざして、
新たな一歩を踏み出しました。あ!写真を撮って気が付きましたが、
BROOKSに普通のナイロンのサドルバックは、
全く合っていない事に気が付きました。
このように、BROOKSのサドルを付ける事によって、
色々な展望が開けると同時に、色々な課題も見つかりました。
みんなでロードバイクを楽しみましょう。